コンプガチャ問題は収束に向かっている？

ソーシャルゲーム業界に激震が走った、いわゆる「コンプ（コンプリート）ガチャ」問題ですが、どうやら業界として全廃する動きになったようです。

コンプガチャ問題は一気に終わるのか　DeNA、グリーら相次ぎ廃止宣言 (1/2) - ITmedia ニュース: 「Mobage」（ディー・エヌ・エー）と「GREE」（グリー）というソーシャルゲームプラットフォーム最大手2社が相次ぎ「コンプリートガチャ」（コ ンプガチャ）を廃止する方針を打ち出した。両社とも、両プラットフォームにゲームを提供している外部会社（サードパーティ）に対してもコンプガチャの終了 を要請する方針。

ソーシャルゲーム上で、アイテム等追加オプションを有料化して、それを収益源にしているソーシャルゲーム開発会社は、ビジネスモデルの転換を迫られそうですね。

どうしてもユーザー側としては、「ほかのプレイヤーに褒められたい」「ほかのプレイヤーに勝ちたい」という気持ちから、どんどんアイテムをコンプリートしていく（どんどんお金を使ってしまう）のだと思いますが、それはやはり危険じゃないか、と。10代～20代の若者たちが、どんどんお金をつぎ込んでしまう、高額請求でびっくりする、ということも聞いています。

この問題でGREEやDeNAは株価も全面ストップ安になってましたもんね。まあ、彼らはプラットフォームなので、そんなに直接的な影響は出ないのかもしれませんが、そのプラットフォームにソーシャルゲームを提供している企業は厳しいでしょうね。その有料アイテムが、大きな収益源であった、そして、そのようなビジネスモデルですからね。

これからソーシャルゲーム業界がどのような動きになっていくのか、興味津々です。