イケダハヤトさんのブログ記事にもあったのですが、今までの「音楽ビジネス」のビジネスモデルが崩壊しているので、音楽家や芸術家は、はてさて、どうやって生きて(食べて)いけばよいのか、チャレンジの日々が続いています。
ある程度、方法論は見えてきた感はありますが、それを実行して、ちゃんと生きていくのは、なかなかに厳しいものです。挑戦です。
日本では、まだCDショップが生き残っていますが、淘汰されるのも時間の問題のような気がします。
みんな考えてることだとは思いますが、音楽活動で食べていくためには、
- ライブ活動
- 物販
- ファンクラブ
あとは、
- 自分で著作権を管理する
- ソーシャルメディアを思いっきり活用する
- マネジメントを自分(もしくは自分レーベル)で行う
日本在住の米国人アーティストのバンド「Nothing Ever Lasts」の活動に関する記事を引用してみます。
「日本の音楽が腐っていくのはもったいない」—バンド「nothing ever lasts」に学ぶ、アーティストという生き様 | ihayato.news: ・商業音楽の影響が強すぎて、日本の音楽といえば「AKBとジャニーズ」になってしまっている。ネルさんはBBCのラジオで日本の音楽を紹介する仕事もしているが、正直世界から見たら日本の音楽はバカにされている。
「日本の音楽が腐っていくのはもったいない」—バンド「nothing ever lasts」に学ぶ、アーティストという生き様 | ihayato.news: ・日本は「生の音楽」を楽しむ文化が弱い。米国だと「今日はロックを聴きたいからあのバーに行こう!」というコミュニケーションが成り立つ。録音ではない「生の音楽」が、町中に溢れている。
「日本の音楽が腐っていくのはもったいない」—バンド「nothing ever lasts」に学ぶ、アーティストという生き様 | ihayato.news: ・JASRACの制約が強すぎる。例えば米国では「カバー」演奏をYouTubeにアップして広告収益を稼ぐことができるが、日本で同じことはできない。YouTubeではカバー演奏が人気を得やすいので、日本だとマネタイズのハードルが高くなる。ほんと、全く同感です。
音楽活動をしている方だったら、同じことを考えてる人も多いと思います。
BLOGOSにもインタビュー記事がありました。
“楽曲は無料、ライブも無料”の時代を--日本の音楽業界に挑む米国人シンガー (2/3)(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス): COACHELLAという有名な音楽フェスは全編YouTubeで生配信されました。日本ではありえないと思うけど、アメリカはそうやって盛り上げるしか ない。無料で見せて「もっと見たい」と思わせる。で、それぞれのアーティストのライブを直接見に来てもらう。アーティストはもうお金持ちにはなれかもしれ ない。でも絶対に音楽で生活はできるはず。
“楽曲は無料、ライブも無料”の時代を--日本の音楽業界に挑む米国人シンガー (3/3)(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス): これからアーティストに伝えたいのは、絶対にそういうところに登録するなってこと。自分で管理すればいいと思う。自分がちゃんと権利を持って、悪用されて いたら訴えればいいわけ。JASRACに任せる必要はない。だけどテレビで流されたり、YouTubeで流されたりしたら、宣伝になったと思えばいいわけ ですよ。
アメリカでは、YouTubeでカバーソングを演奏して、広告収入も得られるんですね~。日本では、著作権管理団体の影響で、考えられない状況です。
「音楽」は世界共通なので、海外展開も視野に入れて、活動していくのが良いでしょうね。
サポートしている音楽家たちが、音楽活動だけで生きていけるように、いろいろと仕掛けを手伝っていきたいと思っています。
音楽家や表現する人は、死ぬまで現役だから、うらやましいですよ。自分が生きた証が「作品」として、残るわけですしね。
0 件のコメント:
コメントを投稿