人とのつながりは努力したってお金じゃ買えない

2013/02/07

311 Earthquake

t f B! P L
ひさしぶりに、はてブを見たら、目に飛び込んできた、この記事。

流された人が笑顔で手を振っていた「ニコーっと笑って、お前もか、って」

避難所の世話役として活動したが、もう、見てられない。みんな、気持ちがおかしくなっている。2歳の娘が、自分の手が届くところで波にさらわれて行方不明になった若い母親がいた。半狂乱になっていた。もう、抱き締めてやるしかない。いいから、みんないるから大丈夫だ、って。
3月11日以降、本当にたくさんの人を抱き締めた。9.11のテロ、阪神淡路大震災、アチェの津波、四川の地震を、新聞とかテレビで見て、かわいそうだなーって思ってた。でも俺は絶対こうならないぞって、心の中では思ってた。なんて自分は馬鹿だったんだって。もう、モノとか、そんなものじゃない。人とのつながり、これが一番だって、本当に思い知らされた。前はモノや車がステータスだと思ってた。でも、多くの人が苦しんでるのを見たとき、人とのつながりは努力したってお金じゃ買えないんだって思った。3月11日の津波で、価値観が全く変わっちまった。

昨日も海外で地震があって、日本に津波が押し寄せてきた。福島あたりの太平洋岸や、北海道でも地震が頻発してる。

東南海地震だって、いつ起きるか分からない。いつ起きても不思議じゃない。

果たして、自分が同じ状況に遭ったら、家族を守れるだろうか。守らなきゃ、って、大慌てで、錯乱するだろうな。日頃から、避難するイメージトレーニングをしておかないとな。おんぶしてでも、だっこしてでも、とにかく高いところへ逃げるだろう。

311を契機に、物を「所有する」ことがステータス、なんて時代は終わってしまった。

このインタビュー記事を読んで、涙が止まらなかった。


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