「芋」が日本を救う!?

2012/04/07

Energy life

t f B! P L

芋が日本を救うかもしれません。

石油や石炭の代替エネルギーとして、「芋」に注目し、開発しておられる先生がいらっしゃるようです。昨年、「たかじんのそこまでいって委員会」でも取り上げられたそうですが、私は初めて知りました。




近畿大学 生物理工学部 第1回 公開講座: 国内農家が燃料作物を生産すれば、20兆円の経済効果と内需拡大が期待できる理由がそこにある。狭い国土の日本の気候に適した燃料用作物は、“芋”。ガソ リン軽油の代わりに必要な生芋は8億t。原料のCO2と太陽光と水は国内に十分あり、地球温暖化ガスも削減する。現在、国内農業の総生産額は8兆円余だ が、燃料作物は20兆円の新市場を産み、日本の経済産業を潤す。

芋エネルギーは日本を救う! - エコロジーオンライン : Ecology Online

確かに、芋にはたくさんの澱粉があって、アルコール発酵に使う澱粉としても利用できそうです。また、発酵液を蒸留すれば、ガソリン代替のエタノールになります。乾燥させれば、石炭チップの代替にもなりえます。

栽培もさほど難しくありませんし、大量に栽培できるので、原料としてはいいかもしれませんね。農家で燃料作物を栽培できて、それを市場に出せれば、農家の仕事も増えるでしょうしね。

大量に栽培して、大量に抽出する製法なり、乾燥製法なり、技術的な面もクリアできていけば、実用化できるかもしれません。

ある程度の量ならば、狭い地域ぐらいだったら、これで燃料をまかなえるかもしれません。

私はてっきり、「芋を食べて、発生するガスをためて、燃料にする」のかと思いましたが、そんなことでは全くないようです(笑)

アメリカやブラジルではバイオアルコールも普及しつつあるようですし、日本独自のバイオアルコールとして、「芋」を実用化できたら、環境にとっても、生活者にとっても、農家にとっても、大きなメリットがありそうです。

「芋火力発電」というネーミングには、思わず吹いてしまいましたが(笑)

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